こんにちは、Shinjiです!
当記事は「中国に出張が決まった後で持ち物で悩んでいる人」に向けた記事です。
中国と日本はとても深い重要な関係です。織田信長も中国に憧れて「城」をイメージして建てた話もあります。その中国に行きたい考えた方も少なくないのでは。私はそんな中の一人で、実際に留学した経験があります。
そんな経験をふまえて中国出張時の持ち物を私の勝手な視点から書き出したいと思います。
大学を一年休学して上海に語学留学したのですが、理由があります。周りが中国バッシングする人が多く、友人が「中国は○○○だから駄目なんだ」と捲し立てて説明していた会話に違和感を感じたからです。ほんとに?そんな事ないのでは?実際の中国に行って中国の文化に染まった後で真に感じることがあれば、国に対して意見することは腑に落ちますが、メディアや書籍からの情報だけで、批判する友人にモヤモヤした気持ちがしたのが動機です。
実際、中国に行ってみて、良いところ悪いところを沢山みました。一年かけて住み込み、言語を文化を学び、現地の人と同じ中華料理の学生街に行きご飯を共にした上で、やはり、人と人は、そんな違うものではなく、批判するのであれば経験をもってしないと納得できることではなく、批判する姿勢自体がおかしいんだろうと、一年の語学留学の末に感じたことがあります。
さて、本題から外れていますが、そんな中国語学留学を経て、社会人になっても中国出張の機会に恵まれることがありましたので、体験談などを持ち物リストに添えて書き出しできればと思います。
目次
中国出張の持ち物リスト
数日間出張した場合、最低限必要と思われるチェックリストです。
パスポート | 海外旅行時には必須。無いと出国できません。意外に忘れがちでなので注意。 |
Eチケット | 同上 |
海外旅行保険(控え) | 万が一のために持参しましょう。 |
現金 | 空港で両替してもいいが、少し持って行くと安心です。中国は日本よりキャシュレス化は進んでいます。 |
クレジットカード | 海外旅行付帯のクレカ |
パソコン | 仕事の出張であれば必須かと思われます。 |
モバイルバッテリー | 充電が切れた時のために。出張移動時になどホテルに付く前にスマホの充電がなくなることは日常茶飯事。あれば便利です。 |
Tシャツ | 出張日数分程度。ただし、フライトが深夜便などであれば、日付をまたがった日は不要ですので、3泊4日の場合でも、前後2泊がフライトなのであれば、予備1枚あれば十分です。 |
パンツ | 出張日数分/2程度。上記と同じく、フライトの時間帯によって減算。 |
下着 | 出張日数分程度。上記と同じく、フライトの時間帯によって減算。 |
靴下 | 出張日数分程度。上記と同じく、フライトの時間帯によって減算。 |
サンダル | 出張先のホテルでスリッパがない場合がある為。安めのホテルであればスリッパは基本的にありません。シャワーあがりにスリッパがないこともあるので、意外に重要な位置づけです。 |
ボールペン | 出入国の際の記入に必要です。これがなくて慌てる場合があるので、パスポートのケースに付属させておくことがおすすめです。 |
コンタクトレンズ類 | 必要な方はコンタクトやメガネ。これは中国に限らずです。 |
化粧品類 | 必要な方。女性は特に「生理用品」。日本製品は中国では手に入りづらい場合があるので持参をおすすめします。 |
歯ブラシ・歯磨き粉 | 使い慣れた日本製のものを使用した方が良いが、これは必須ではない。 |
髭剃り | 必要な方。もちろん現地にも売っています。 |
リュックサック | 仕事終わりに食事する際など簡易カバンはあると便利です。 |
薬など | 胃薬は必需品です。中国でお腹を下した話は山程あります。 |
その他 | 各自必要なもの |
さて、上記ズラッと記載しましたが、俗にいう海外出張の必要なリストとなります。
引き続き私が思う大切な事を「3つ」に絞ります。
必需品
- 電子デバイス郡(ノートパソコン、スマートフォン、トラベルアダプター)
- 中国に溶け込む為の情報郡(中国語の簡易メモ、出張先の文化を知る為の事前学習)
- 万が一の為の情報(日本の薬、宿泊先の住所の共有、日本大使館の連絡先)
電子デバイス郡(ノートパソコン、スマートフォン、トラベルアダプター)
忘れがちで、忘れてはいけないのは「トラベルアダプターとモバイルバッテリー」。これは重要です。というのも中国の電源ソケットは日本とは違っているので、日本から電気製品を持参しても使えない場合があります。出張で持参しているであろう「ノートパソコン」「スマートフォン」がつながらなくなると死活問題となります。ホテルがすぐに見つからないのも中国。
入り組んだ場所にホテルがある場合もあります。そんなときに活躍するのが「モバイルバッテリー」。ネットワークさえつながれば地図もわかるので安心です。ホテルに着いた後で活躍するのはトラベルアダプターです。宿泊するホテルによってはグローバルな電源口を備えている場所もあるかと思いますが、私が宿泊したホテルでは必須で大活躍していました。USBの差込口が多い製品が便利でした。
中国理解の為の情報郡(中国語メモ、出張先の文化を知る為の事前学習)
また、冒頭に書いたように私は出張するのであれば郷に入れば郷に従えのモットーで、中国を知る準備をしておくことが必須だとおもっています。つまり「中国文化を理解する為の簡単な中国語会話の教科書」が必需品だと考えています。
仕事帰りに立ち寄った露天(中国は出店が非常に多い。お腹を下すことも多いですが、、、)でWo Yao Chaiga(これ頂戴!)と簡単な中国語で、購入する体験を得られると出張を一歩グレードアップできる魅力の一つだと強く感じています。こちらも当然かもしれませんが、ビール頂戴と「中国語」で下手くそでも誠意を込めて伝えた方が、店員の人も愛着をもって接してくれるのは全世界共通ではないでしょうか。また広大な中国ですから、出張先にも壮大な歴史があります。三国志、封神演義、キングダム、色んな漫画もありますので、過去の現場での情景を事前に学んでいけば、きっと出張も充実感が増すに違い有りません。
万が一の為の情報(日本の薬、宿泊先の住所の共有、日本大使館の連絡先)
日本ほど安全清潔でないのも中国です。私が一年留学した最初の1ヶ月はお通じが良くなかった程、現地の食べ物(特に水)には注意が必要です。以前香港での出張時に露天で食べた中華料理が原因で1日ホテルで寝ていたこともありました、その際、中華屋の水は確かに不衛生だったように覚えています。寝込んだ際には「日本の腹薬」があったらよかったな、、、、と考えながらベッドで横たわっていましたので、万が一を考えてすぐ動けるように「胃薬」持参してください。宿泊先の住所等はスマホさえあればどうにかなりますが、万が一の為、必要な情報や薬は袋など一箇所にまとめて管理しておくことをおすすめします。
~日本からお越しの皆様へ~安全の手引き~ 在中国日本国大使館
便利グッズ
中国で使えるアプリWeChat(微信)はインストールしておいた方が人との繋がりを維持するのに便利です。Facebookなど一部のサービスは中国本土ではアクセスできないので、アジアでつかえるサービスを日本国内でインストールしておくことはオススメです。
また、女性に特化したことです。「生理用品」は日本から持参するようにしましょう。オムツなど、肌につく用品はやはりまだ日本の方が品質のよいものが出回っていますので、日本の方が安く中国本土では手に入らない可能性が高いので、持参するようにしましょう。
WeChat(微信)とは何か?インバウンド担当なら絶対知りたいウィチャット、ウェイシン10の基本まとめ!
中国出張の持ち物に関する注意点
さて中国に持ち込みできないものなどはご存知でしょうか。在中日本大使館のサイトによると、武器、中国の政治・経済・文化・道徳に有害な印刷物やフィルム(ポルノ含む)等及び麻薬と記載されています。武器や麻薬は当たり前ですが、中国の政治・経済・文化・道徳に「有害」な印刷物、が気になりますね。ただ、入国時に雑誌などの印字データを逐一チェックされるかというと、そんな記憶はないのであからさまに「反中国」を感じられる雑誌の表紙などがないかぎりはスルーされるように思われます。
私は大阪から中国上海まで3日かけて船で入国しましたが、入国時には特別な取り調べはうけなかったことを覚えています。今はコロナなどもあるので、厳重になってきているとは思いますが、持ち込みできない(持ち込みするべきではない物)は明確ですので、自問自答もしつつ、注意されないように入国しましょう。
中国出張の際の服装
「出張先」を正確に把握しましょう。その上で季節に合わせた服装を整えることです。北はロシアの国境、南はベトナム付近まで、南北の距離は約5500キロもあります。日本の沖縄から北海道までは約3,000キロですので、場所によっては「沖縄」か「北海道」かそれよりも1.5倍程度の気温の差があると認識しておくべきです。
ちなみに、北部の大都市「瀋陽市」の8月平均気温が19度~29度に対して、南に位置する「香港」の同時期は26度~31度と行く先で気温や湿度がかわります。また中国ではホテルの「エアコン」がかなり温度低めに設定されていることも多いので、薄着すぎると風邪を引く場合があるので、上から羽織れるものがあると便利です。
中国出張の事前準備を忘れずに
色々書きましたが、中国も近代化が進み都市にいけばコンビニがあります。日本のコンビニが進出しているところであれば、日本の薬もありますし、基本現地でどうにかなるのが海外出張だと思います。ただ、出張先が都市部から外れる場合などには、チェックリストを作り、十二分に確認していく事をおすすめします。
初めての中国出張なのであれば、味の深い「中国」を表情の豊かな「人」を知る機会に繋がりますように。
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