アユタヤ王朝時代からある古いお寺であるワットサケット。
黄金の丘やゴールデンマウントとという名前の通り、
このお寺は高さ80mの場所に位置しており
街中にありながら存在感を誇っています。
実際僕はこのお寺のことは全く知らなかったのですが、
付近を歩いていたら、ひときわ目立つ金色の建物があったので、
気になって寄ってみました。
一体どのような場所なのでしょうか。
目次
ワットサケット(黄金の丘)とは
僕がワットサケットへ訪れた際、
日本人の観光客はいませんでした。
大体が中国や韓国、現地の方、そして西洋の方々。
日本人には観光名所としてあまり知られていないのでしょうか。
ではワットサケットって一体どんな歴史や背景をもった寺院なのでしょうか。
タイ、バンコクのPom Prap Sattru Phai地区にあるWat Saket Ratcha Wora Maha Wihan。 寺院はアユタヤ時代にさかのぼり、それはワット栄として知られていました。バンコクが首都になったとき、ラーマ1世1世が寺院を改装し、現在の名前を付けました。
参照元:wikipedia:Watsket
アユタヤ王朝(1351~1767年)から存在する古い寺院で、もともとは「ワット・サケー」と呼ばれていましたが、バンコク王朝が創設された1782年に現在の「ワット・サケット」に改名されました。「サケット」とは、王が散髪されることを意味する王室用語で、クメール王朝との戦いから戻ったチャオプラヤー・チャクリーはトンブリ王朝末期に起きた騒乱を沈静化したのち、自ら「ラーマ1世」として即位する際、ここで散髪してから儀式に臨んだと伝えられています。
ラーマ5世の時代に完成した高さ80メートルほどの黄金の丘「プーカオ・トーン」がそびえており、頂上にある黄金の仏塔(チェディ)には仏舎利が納められています。
参照元:amazing THAILAND
少なくとも500年ほどの歴史を持っている由緒ある寺院だったんですね。
ワットサケット営業時間や入場料
僕がワットサケットへ行ったのは、
2019年の4月中旬頃。ちょうどソンクラーンの時期です。
僕が行った時の入場料は50BTH。
外国人にはこの値段が適用されるようですね。しっかり50THBと看板があったので、列に並んで50BTH用意しておいてください。
営業時間は、午前8時〜日没まで、午前7時〜午後5時半まででのように、様々な時間が記載されていました。
どれが正式な営業時間かはわかりませんが、
少なくとも午前9時〜午後4時までの間に行けば確実に営業しています。
ワットサケット敷地内のマップです。
344段の螺旋階段を登る
入場券を購入したら早速中へ入って・・・の前に
344段の螺旋階段をまずは登ります。
入場券を買う窓口のすぐ横に入口があります。
そこまで高低差がある階段ではないので、体力に自信のない方でも登り切ることができると思います。
でもバンコクはかなり暑いですから、頂上に登る頃には息が切れていること間違いなしです。
右手に見れる滝や仏様の石像?を眺めながら登って行きます。
ここでひと段落。階段はなくなります。
鐘が連なっているところからは水蒸気が出ています。参拝客への配慮でしょうか。
水蒸気エリアを超えると、日陰が何もない階段を歩くことになります。
ここからはバンコク市内の景色を楽しみながら登ることができるので、
暑さを紛らわすことができるのでは?
また風も吹いているので思ったより快適でした。
344段の階段ですが、10分もかからず登ることができました。
特に4月5月はとても暑いので、水分は必ず持って行ってください。
寺院内の様子
丘の頂上に着いたら、寺院の中に入って行きます。
寺院内には、仏像が飾られていました。
寺院内からも外の景色を見ることができますが、頂上からの景色の方が素晴らしいので、ここでは我慢。
ちなみに寺院内には扇風機が回ってるので、一休みしてから頂上へ行くのもいいですね。
黄金の塔
寺院内から傾斜が急な階段を登って上に行くとついに黄金の塔とご対面です。
素晴らしいの一言。
高さ58mの金の塔が目の前に。
こちらが頂上からの景色です。
日中でも十分綺麗ですが、夕方に見たらもっと幻想的になりそうですね。
ワットサケットでの服装
バンコク市内の寺院へ行く際は服装を特に気にすることでしょう。
しかし、ワットサケット内は半袖ハーフパンツでも行くことができました。
階段が多く安全面に考慮してサンダルではなく、スニーカーで行った方がいいと思います。
ワットサケットへのアクセス方法
僕はワットサケットには歩いて行きましたが、
ワットサケットへ行く方法はいくつかあるようです。
タクシーやトゥクトゥク、水上バスなんてものもあるようですね。
水上バスでの行き方は、以下のブログで詳しく説明されていましたので、
よろしければご参照ください。
タクシーで行かれる場合は、
「パイ・ティ・ワット・サケーッ(ワット・サケットに行ってください)」
と運転手さんに伝えればOKです。
おわりに
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
あまり日本人には人気がない寺院ですが、
本当に素晴らしいので是非お時間があれば足を運んでみてください!
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